欠片 [短編]
バラバラだった欠片がひとつになったような気がした。
毎年繰り返す後悔と心の痛みと
自分でもどうする事もできない虚空感。
そんな時、無言で支えてくれたのは他ならぬ塔矢だった。
何も聞かず慰め言わず行動と態度で前へ進めと引っ張ってくれた。
頑なだった俺の心を少しずつ溶かしてくれた。
俺だけが知ってると思っていた佐為は多くの人に
欠片を残していた。
俺はその欠片を集めるように多くの人たちと対局した。
その度に何かが戻ってくる気がした。
そして今、塔矢との対局を終えて形としては存在しないけれど
佐為が戻ってきたのだと思った。
お帰り、佐為。
俺、頑張ってきたの見てくれてた?
毎年繰り返す後悔と心の痛みと
自分でもどうする事もできない虚空感。
そんな時、無言で支えてくれたのは他ならぬ塔矢だった。
何も聞かず慰め言わず行動と態度で前へ進めと引っ張ってくれた。
頑なだった俺の心を少しずつ溶かしてくれた。
俺だけが知ってると思っていた佐為は多くの人に
欠片を残していた。
俺はその欠片を集めるように多くの人たちと対局した。
その度に何かが戻ってくる気がした。
そして今、塔矢との対局を終えて形としては存在しないけれど
佐為が戻ってきたのだと思った。
お帰り、佐為。
俺、頑張ってきたの見てくれてた?
2017-05-05 06:47
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